■□ 日程  □■
 2007/12/25(土)〜12/25(火)

 ■□ 場所 □■
 お台場フジテレビ本社 1F マルチシアター

 ■演出助手 : 岸 宗太郎
           古賀 亜矢子
 ■制作 : 大谷 美有希
 ■プロデューサー: 樺澤 良 
 ■主催 : フジテレビジョン

 ■□ 作・演出  □■
 野坂 実


  ■□ 出演 □■
 吉川 アダム
 渡辺 裕也
 ワダ・タワー
 松ア 映子(マシンガンデニーロ)
 久我 真希人(ヒンドゥー五千回)
 佐藤 正和(ブラボーカンパニー)
 岡田 梨那



#11にて上演した「ノモレスワ。」を140分→65分に短縮して特別編として上演
特設タイムトラベルパンフ・全編

●シーン1 2007年。午後9時。501号室。──雨
 
 介護疲れに悩まされる良樹(太田鷹史)、そして認知症の妻─涼子(吉川アダム)。精神的に追い詰められた良樹は二人の思い出が詰まったリゾートホテル・フルールへ。そんな二人の様子を心配して、兄の文弥(渡辺裕也)は二人のもとへ駆けつけた。
 ホテルの支配人(佐藤正和)に部屋の様子を見てもらうがまったく良樹は受け入れようとしない。1階下の401号室で支配人の妻・百合(岡田梨那)と従業員の健太郎(ワダ・タワー)がトイレの中で愛し合っていると、やむなく戻ってきた支配人と文弥がやってきてしまう。慌てた二人はごまかしつつも話の中へ。
 501号室ではなんとか涼子に記憶を戻してもらおうと良樹は試行錯誤するが、涼子の症状に決意を固め、501号室のベランダから身を投げてしまう。助けようとした文弥も共に落下してしまう。

●シーン2 2002年。午後12時。501号室。──晴天

 絶対絶命と思われた二人だが、なぜか501号室のクローゼットから飛び出してしまう二人。
 天国!?と勘違いしているとそこへ、いつもこのホテルへ出入りをしているヘブンズのエンジェル=リリー(松ア映子)がやってくる。「四つんばいにならないとイけないでしょ。」と二人を連打。天使じゃない!? 気づいた二人!
 部屋から追い出されたリリーは支配人に見つかってしまうが争そっている間に落ちたマスターキーを拾って逃走。バスルームから出てきた神田(久我真希人)はリリーがなかなか到着しないのでヘブンズクラブへTELするが時すでに遅し。そこへ若かりし頃の文弥の姿が……。
 「自分達はタイムトラベルした!」そう気づいた文弥は一瞬、錯乱するが、記憶を辿ると、ここが5年前の501号室だと理解する。すると、良樹は過去の涼子に一目会いたいがために5年前に泊ったはずの401号室を目指す。ドアの前に行くと部屋のシーツを取替えにきた健太郎が。マスターキーを使って部屋に入れてもらう二人、こ
こが2002年なのかを確かめる良樹を文弥は「これ以上、接触するな」と注意する。 涼子にも会わずに2007年に戻る方法を探すべきだという文弥に対し「ただ見てるだけでいい」と良樹。そう言う良樹のもとへ過去の良樹とケンカをした涼子が部屋へ戻ってくる。後を追うように戻ってくる過去の良樹。互いの気持ちはぶつかり、良
樹は出て行ってしまう。そこへ健太郎が未来の良樹のためにカレンダーをもってくるが、涼子は自分がバカにされているのだと傷を深め、部屋を飛び出す。いたたまれない良樹は後を追うが、涼子との仲を取り持つために過去の良樹と文弥が部屋へ戻ってきてしまったので二人は逃げ場を失い、近くにあったダストシュートへ身を投
げる。

●シーン3 2007年。午後9時401号室。─雨
 
 ─時間軸としてはシーン1の“前”につながっている話。
 良樹が自殺を目的にホテルへやってきたのではないかと聞いた百合は警察への通報を勧めるが、支配人はルームサービスのふりをして様子を見る事を勧める。そして文弥もそれに同行する事になる……。(シーン1の話へつながる)
 残された百合と健太郎。夫である支配人がいなくなったのを良い事に二人は501号室の事を気遣いながらもトイレの中へ……。(シーン1の話へつながる)
 クローゼットから出てくる良樹と文弥。二人は≪ベランダから飛び降りると過去の飛び降りた階に、ダストシュートから落ちると未来の落ちた階にタイムトラベルする≫という現象に気がついた。現在に戻ってこれて安堵している文弥をよそに良樹は過去を変えたいと決意。弟の強い想いに押され、兄も協力する事となる。 再度
ベランダから過去へ飛ぶ。

●シーン4 2002年。午後12時。401号室─晴天
 
 シーン2でリリーが支配人からマスターキーを奪い、逃げ回った結果、4階まで降りてきた。(良樹と文弥もこの部屋で隠れる事にした。)リリーと支配人の二人は結婚を約束した関係。誰もいないはずのその部屋で痴話喧嘩を繰り広げる。そこへシーン2で部屋の前までやってきた良樹と文弥が健太郎と以前通りのやりとりをし、
部屋へ入ってくる。過去の良樹と過去の涼子のケンカを食い止めるべく、策を労するがうまくいかない。良樹は必至に誤解を解こうとするが、「着替えまでして、バカにしてるの?」とより傷を深めてしまう。一方、トイレに隠れたリリーと支配人は危機を迎えたかにみえたが、ちゃっかりとトイレで愛し合い、事を終え、部屋から
出て行った。残された良樹と文弥。どんなに過去を変えようとしてもうまくいかない。良樹は絶望の淵に立たされるが、兄・文弥はせめて二人が幸せだった時へと想い、良樹を連れて行く。

●シーン5 1992年。午後5時。501号室。(恋の部屋)─夕焼け
 
 文弥が良樹にはじめてこのホテルに連れてこられた時。この時二人は幸せの絶頂だった。良樹は戒めのために過去の自分への置手紙を書こうとするが、思いとどまり、部屋へ残さずポケットへしまう。涼子が妊娠したとの幸せそうな笑顔……未来へ戻る決意をする。ダストシュートへ。

●シーン6 2002年。午後12時。401号室。─夕焼け
 
 未来へ帰ろうとすると、過去を変えすぎた代償として文弥の未来が変わっている。互いに別離。文弥は1992年へ。良樹は2007年へ……

●シーン7 2007年。午後9時。501号室。─雨 ──フィナーレへ。 


●ラストシーン → 
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